最近の読書
図書館には定期的に通うものの
手にした1冊を読み終えることが難しくなってきました
読み終えた本を記録するだけに作ったアカウントを他に持っているのですが…
見返すと 驚くほどに少ない
今年は素敵な本と巡り合う機会すら少なくなりそう
さて
4月に読み終えたのはこの2冊
どうしても映画公開前に読み終えておきたかった
宮沢賢治は好きな童話作家だったので
ある程度の生い立ちとか最期は知っていたのてすが
これは賢治の父、政次郎の視点で描かれた親子と家族の物語
父親、家長としての責任感
でも賢治のこととなると…
政次郎の胸の内の葛藤が賢治という人間を浮き上がらせてくれていた
また賢治の童話を読みたくなる
映画も勿論 観たいと思いました
冷ややかな落ち着きそれでいてエロ賢い
そんな壇蜜さん 好きなんです
お二方の対談に頷きながらも面白くてあっという間に読み終えました
壇蜜さん て 思慮深く話される方だなと改めて惚れ直してしまったという
今から5年程前に出版されていたとは…
早く読みたかったと思う1冊
そして
5月も2冊
死刑囚の犯した犯罪には一切触れず
その死刑囚を軸に登場する人物の思考感情で静かに進んでいく小説
無機質さが漂うなかに、人間の心の機微が感じられる
表紙から感じた内容とは違った作品でしたが
面白かったです
読みたかった本
図書館で見つけたときは嬉しかった
失踪人たちに秘められた真実から遺された者たちがこれからの自分の人生の物語を紡ぎ出そうとする5話
明るい話ではないけれど
胸に染み入ったいろんな気持ちがそっとため息になる
そんな読後でした
今読んでいるのは
これです
ブックオフで見つけた
葉室麟 “ いのちなりけり ”
離れ離れになった夫婦が再会を願いながら
生きること心を残すことの意味を見出そうとしている
ちょい役の脇役が多くて混乱してしまいます
ほんのワンシーンの登場でも名前があると
今後、鍵を握る重要人物なのでは…と警戒してしまうからです
この夫婦ちっとも前に進めていないのではないかと感じてしまいますが…
ちゃんと会えるのよね?
結ばれるのよね?
不安になってきますが…
どうなるのかな
先が楽しみです
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