いつもの毎日

読んだ本とか…スマフォトとか…

友達の告白…“私の肩書きは発達障害”



近所の飲み友が
『ちょっと自分のことで話したいんだけど…』


と言って連絡してきたから
我が家でお茶会となりました



たまにはアルコールじゃなくてもいいよね?





いつも どよん…と気だるそうな雰囲気を纏っている子なんですよ







そんな子が佇まいを正し



『実は、わたし、、、発達障害だったんだ…』と言った


















思わず彼女をみつめながら


『うん、わかってたよ』っていっちゃた







子ども達が先に仲良くなって、必要に迫られお互いの連絡先を交換したのは6年前



ママ友として仲良くなって
ママ友から飲み友になったのは3年前





彼女と接しているとわかることいっぱいあった
鬱かなって心配したこともあり
躁鬱なんだろうか…なんて思いながら
発達障害だろうか
彼女を見つめたこともあった


けど…
本人目の前にしてそんなこと言えないでしょ…









けど…
彼女自身 それなりにすごく悩んでいたらしいの




『だってさぁ
大人になっても大人に叱られんだよ?
友達になったお母さんからは嫌われるしさ…
大事な予定を忘れちゃうでしょ
カレンダーに書いておいても忘れんだよ
物だって片付けられなくて…
頭の中がいつもいつも混乱していたんだ
それがいつもだよ…いっつも…』



そう言って


おかしいよね、、って
普通じゃないじゃん、、って言って
自分に呆れてた




心療内科に行けば
“ただのおっちょこちょいですね” って言われてしまったんだって






そしてとうとうある日 “仕事に行くことを忘れた” という




さすがに旦那様が病院に行こうって
評判のよい病院をネットで探してくれて
付き添って一緒に病院へ行ってくれたんだって
先生にじっくり話を聞いてもらい
そこで、“発達障害”って診断してもらったんだそうです







『  おかしな私  に肩書が付いたよ
自分を改善していく方法を見つけられたよ
だからまずさ
このことを話さなきゃって思ってさ


「わたしはこういう者です。改めて宜しくお願いします!」
ってちゃんと伝えなきゃって思った
でないとまたせっかく友達になったのに嫌われちゃうでしょ…


それで 友達になってくれた人にはすぐにこのことを話たかったんだ… 』




一気に話して
ゆるんだ頬の彼女を見ながら





悩んでいたのを側で見ていて
何となくそうじゃないかと疑いながら
何も言えなかった私はなんて奴だろうかと良心が萎えいだ





でもね
不思議な彼女を見ていて
何だか、今日はつっかかるな…と思ったり
今日は やけに落ち込んでるな…と思ったりしたことあったけど
バチンって はっきり言われる一声によろめいたこともあったけど…


そういうこと全部、彼女をキライになる理由にはならなかったよ




いろんな感情が 気持ちが 彼女の中にもあって
一つずつ私に見せてくれていただけ




だからこのまま何にも変わらずに友達やれるよ




私も面倒くさいヤツなんだけど
こんな私だけど
友達って言ってくれた


めんどくさがりやの彼女がわざわざ
直接話にきてくれた


それってすごいことだよね




ありがとねって思った







また飲もうね









DISH// - 沈丁花 [Official Video]


最近のお気に入りの一曲なんだ