最近の読書
全くというほどに読書してないです
8月なんて読み終えた本は1冊もなかった
疲労感が読書欲を喪失させているのは間違いないでしょうね
手にしてもページを少し読み進んでは
自分には合わなかったと感じて
読むのをやめてしまった…
そんなことも繰り返していたりします
9月は2冊
✾ 奇跡を蒔くひと 五十嵐貴久
多額の負債で経営困難に陥った市民病院を再建しようと若い院長の奮闘を実話を元に書かれたストーリーはとてもテンポよく
時に爽快感もあって面白かった
しかし国の政策、医療現場や支援、いろいろ考えさせられる内容でした
✾ この君なくば 葉室麟
幕末末期、戊辰戦争、明治維新、そんな舞台を背景に、激動の時代を生きた男女の趣きが描かれています
その中でも 栞と譲 2人の間に流れる時間はとても優しくて、読み始めからずっとこの2人が好きでした
“ この君なくば 一日もあらじ ”
この気持ちこそ でした
10月は3冊
✾ いつかたどりつく空の下 八幡橙
複雑な生い立ち故に死に吸い寄せられるように
希死念慮を抱く 湯灌·納棺師
死と向き合いながら少しずつ変化する心情
読みながら孤独という言葉を自分なりに考慮し
孤独と向き合う時は自分の生きる意味を思う時なのだと迷想した
✾ 夜に浮かぶ欠けた月たち 窪美澄
丸くなくていい欠けた部分があっていい
人間完璧でなくていい
そう寄り添ってもらったような優しい1冊
自分の隠した心を代弁してもらっているかのような文章に触れた時はポロポロ涙が溢れた
メンタルクリニックを営む夫婦とそこに訪れる人々の物語
✾ デフ・ヴォイス 丸山正樹
積読の中にあった絶対に読みたい1冊
12月に実写化されると知り
実写化される前に絶対に読まなければ!とおもった
号泣しながら読了
障害、疎外感、どんな生であっても平等と尊厳を守る為に必要なものってなんなんだ
📖 藤乃の読書備忘録
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